服のコスパ計算・診断ツール
【使い方】ご自身にあったベンチマーク設定を行い、購入した服や購入を考えている服の情報を入力してください。服のコスパを算出します。
詳しい説明や使い方はこちらをご覧ください。
※入力内容は利便性のためにご利用端末に保存されます。入力内容の保存機能について
服のコスパを計算してみよう!
普段何気なく買って何気なく着ている服ですが、コスパを計算してみたことはありますか?
新しく服を購入する時はもちろん、今現在クローゼットに入っている服も「全然着ていない…」「もっと着るはずだったのに….」みたいな服も多いのではないでしょうか。
服を買う前にコスパを考えてみるのも大切ですよね
いつか着ると思っていてクローゼットに眠っている服も、コスパを計算してみると「売っちゃったほうがいいじゃん」となることも多いです。
本ツールはそんな服のコスパや被服費を計算して管理するツールです。
目次
服のコスパとは?
服のコスパ(コストパフォーマンス)とは、単純に価格が高いか安いかではなく、服の価格に対してどれだけ価値を感じるか?といった指標です。
服のコスパを決める要素
主には以下のような要素で服のコスパを考えます。
- 購入価格:安いほどコスパが良いと言えます
- 耐用年数:長持ちするほどコスパが良いです
- 着用回数:着用回数が多いほど1回あたりのコストが下がります
- メンテナンス:定期的にメンテナンスやクリーニングが必要かを考えます
- リセール価格:中古で売れるか?売れる場合はいくらか?を考えます
- 満足度:着心地、デザイン、所有欲などで判断します
本ツールはこれらの指標を用いて、服のコスパを計算・診断するツールです。最近では古着としてフリマアプリなどで服を販売したり、逆に古着を購入したりする方も増えていますよね。そういった観点から見ると、購入時に服のコスパを考えるというのは大切な気がします。
売ることも考えてコスパを計算してみると良いですね
デザインが気に入ったというだけで服を購入してしまうと、意外と着る機会が無かったり、リセールの需要が無くて売れなかったりすることも多いです。
それでは具体的なツールの使い方や計算式についてみていきましょう!
「服のコスパ計算・診断ツール」の計算方法・初期設定
では具体的にどのような計算をすれば、「この服はコスパが良い!」と言えるでしょうか?
1回あたりの着用コストを考える
基本的には「1回あたりの着用コスト」に着目します。
例えば10,000円のジャケットでも、100回着たとすれば1回あたりの着用コストは100円です。
一方3,000円のTシャツでも、10回しか着ないとすれば1回あたりのコストは300円です。
この場合、ジャケットのほうが購入価格は高くてもコスパが良いと言えます。
着用回数については、「予想着用頻度」と「着用期間・耐用年数」から算出されます。
メンテナンス費用がかかるといった場合は、その分がプラスされますし、中古として売却できる場合はその分の価格が引かれて計算されます。
コスパが良いか悪いかは価値観の差が大きい
コスパが良いか悪いかは、一概に判断できません。
服のコスパは経済状況や価値観の差が大きいです
例えば1回当たりの着用コストが100円の服に対して、100円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですよね。
下着の着用年数も1年が基本という人もいれば、3年は着るという人もいます。もちろん着用頻度にもよります。
これら基準が人によってバラバラなため、本診断ツールでは「ベンチマーク(比較指標・比較基準)設定」により、個々におおまかな基準値を設定できるようにしております。
そのためまずはベンチマークを設定しましょう。(初期値はざっとした平均値が入っています)
ベンチマークを設定する
本ページの以下「ベンチマーク設定」となっている部分を押して開いてください。

以下のような表示が開きます。

各服のカテゴリごとに「平均購入価格」「平均着用回数」の数値が入っています。
これがコスパを診断する時の「基準値」となります。
自分の価値観に合わせて服のベンチマークを設定する
人によって服にどのくらいのお金をかけるか?何回着るのか?というのはバラバラです。そのためご自身の状況に合わせて設定してください。
過去の購入傾向から考えるのはもちろん、これからの目標とする指標でも良いですし、世間一般の平均値で考えても良いです。
カテゴリごとに分かれているとは言え、実際にはもっと細分化するべきかもしれませんが、あくまで大雑把に平均で考えてみましょう。
平均購入価格の決め方
たとえば「ジャケットだったらいつもこのくらいの価格で買ってるかな?」「結婚したからボトムの購入価格は〇〇円くらいに下げたいな」といったように平均購入価格の基準値を設定してください。
平均着用回数の決め方
買った服を何回着るか?の平均値を考えてみます。
例えば週に2回着用する下着の場合、1ヶ月で約8回の着用となり、1年で96回という計算になります。耐用年数を1年とするならば、平均着用回数は「96」になります。もし2年なら倍の「192」になります。
季節物は着用回数が少なくなるかもね
コスパの評価基準
本ツールでは以下のような判断基準でコスパを評価しています。
- とても良い:1回あたりコスト < (ベンチマーク × 0.5)
- 良い:(ベンチマーク × 0.5) ≦ 1回あたりコスト < ベンチマーク
- 普通:ベンチマーク ≦ 1回あたりコスト < (ベンチマーク × 1.1)
- あまり良くない:(ベンチマーク × 1.1) ≦ 1回あたりコスト < (ベンチマーク × 1.5)
- 悪い:1回あたりコスト ≥ (ベンチマーク × 1.5)
たとえば、1回あたりのコストのベンチマークの値が100円の場合、50円以下なら「とても良い」、50円〜90円の範囲なら「良い」、90〜110円の範囲なら「普通」、110〜150円なら「あまり良くない」、150円以上なら「悪い」となります。
実際に服のコスパを計算してみよう!
ベンチマーク設定を行ったら、実際に計算をしてみましょう。

たとえば上記のように入力してみると、1回あたりの着用コストは39.58円となり、ベンチマークの「1回のコスト」よりも大幅に安くなるため「とても良い」と判定されます。
服の情報の記録

オプション機能ではありますが、コスパ判定をした服を記録することができます。
服の名称や購入年月、満足度などを設定し、記録するボタンを押すとコスパ判定した服の情報が表に追加されます。表はカテゴリごとに作成されます。
矢印がついている列は並べ替え(ソート)することができます。

本ツールの保存機能はあくまで簡易的なものであるため、ブラウザの閲覧履歴を消したり、端末を買い替えたりすると消えてしまいます。そのためデータを消したくないという場合はCSVというデータをダウンロードして保存しておきましょう。そしてデータを復元したい時は「ファイルを選択」からCSVファイルを選択してインポートすることで復元することができます。
まとめ
服というのは必ず必要なものであり、費用も気になる支出です。
本ツールで服のコスパについて考えてみることで、これからの服の購入や、服の着用頻度などを見直すきっかけになるかもしれません。良ければあなたの被服費の計算にこの服のコスパ診断ツールを役立てていただけたら幸いです。