時給換算(時間給)計算ツール
【使い方】収入と賞与、労働日数や労働時間を入力してください。年収や月給などを時給換算します。
詳しい説明はこちらをご覧ください。
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月給や年収を「時給換算」して見える本当の時間の価値
アルバイトなどであれば基本的に時給制や日給制であるため、時間の価値が簡単に把握できますよね。
単純に時給が高ければ高収入なバイトと言えます。
しかし、会社員であれば、基本的には月給制であり、フリーランスなど個人事業主であれば出来高制です。そのため「この仕事、本当に時間の割に合ってるのかな?」「時給換算したら低そう…」と疑問を抱いたことがある人も多いのではないでしょうか?
実際に稼働時間を「時給換算」してみると、あなたの本当の時間の価値が見えてきます。
本ページでは時給換算ツールを通じて時給換算のポイントについてみていきたいと思います。
目次
時給換算とは?月給や年収を時間給にする計算方法

月給や年収だけを見ていると気づきにくいですが、時間単価=時給換算をしてみると、仕事の価値や効率がはっきり見えてきます。
現代人は、いかに可処分時間を増やせるかがQOL(生活の質)を向上させるために重要になります。そのため「1時間あたりの労働の価値」というのを「見える化」するのが重要なポイントです。
計算方法自体はいたって簡単で、月給や年収を時給に換算する場合は、労働時間で割るだけです。
- 年収 ÷ 年間労働時間 = 実質時給
- 月給 ÷ 月間労働時間 = 時給換算額
たとえば手取り収入30万円、1日の労働時間が平均8時間で、労働日数が22日の場合、「30万 ÷( 8時間 × 22日) = 時給1,705円」となります。
ツールでは「労働日数」と「休日数」から労働時間を計算できる仕様になっています。ご自身のわかりやすいほうで入力して計算してみてください。
賞与や残業も考慮しよう
年収ベースで見るなら、賞与(ボーナス)も含めるべきではあります。
また、残業をしている場合、それも考慮することでリアルな時間給が見えてきます。
持ち帰りの仕事や準備・学習期間も考慮する
残業によって正しく給与が発生するのであればまだ良いですが、サービス作業が多かったり、持ち帰り仕事が多かったり、仕事のための学習にかなりの時間を使う、といった場合は、それらを考慮するとトータルで見た時に時間給が低くなっている、といった可能性があります。
会社的には持ち帰りで仕事をしてもらえれば支払う人件費を節約できます。
持ち帰りの仕事やサービス残業が多かったとしても、賞与などで十分に反映されれば良いですが、そうではない場合もあります。そういった観点から時給換算することで、本当の時間の価値が見えてきます。
フリーランス・個人事業主は時給換算が大事

フリーランスなどの個人事業主の場合は、営業活動から経理まで、ある程度のことをすべてを自分でこなさなければなりません。そのため、人によっては365日長時間働いている、といった人も少なくないでしょう。
その場合、おそらく時給に換算したら「一般のバイトよりも少ないかも…」といった場合もあります。
自由に自分で仕事量をコントロールできるのが個人事業主の魅力でもありますが、長年続けていてあまりにも時間給が低いといった場合は、働き方の見直しが必要な時期かもしれません。
一方、十分な時間給がある場合は、自分で働くよりも人に仕事を委託したり、「お金を払って時間を買う」などの工夫によって、さらに時間給や可処分時間を増やすことができる場合があります。
副業や正社員でも時給換算をしておくべき理由

フリーランスや個人事業主は時給換算が大切ですが、一般の会社員でも時給換算が大切になります。
転職の判断材料になる
会社の業務というのは、実際に勤務してみないと分からないことが多いですが、「今の仕事にこれだけの価値があるのか?」を可視化して考えてみることによって、長期的により納得のいく選択ができる場合があります。
表向きな労働時間や給料は会社ごとで大差が無くても、時間給で見たら大きな違いが出てくるといったことも考えられます。
副業では時給換算の視点が大切
副業も個人事業主と同じで時給換算の視点が大切です。
すでにスキルがあって仕事獲得もスムーズな人であれば良いですが、全くの初心者で本業の合間に副業の勉強やスキルを磨くという方は、かなりの時間が無報酬となることがあります。
それだと時給換算しても意味がないことがほとんどですよね。しかし、勉強やスキルアップは報酬獲得には欠かせません。
そのため、あらかじめ副業のための学習期間・準備期間について考えて設定しておく必要があります。
たとえば、何かの資格を取得する際にも「目安の勉強時間」といったものがあります。
副業ごとにも「収益化までの目安時間」といったものがあり、ある程度は予想・想定することができます。
副業に取り組む際はまず、あらかじめ学習や準備に費やす時間を決めておき、それらを除いて時給換算をしてみましょう。
初収益を得た時はまだ時間給が低いといった可能性がありますが、そこからいかに時間給を増やせるかを考えていきましょう。
本業と副業で時間給を比較して独立を考えてみる
副業である程度の時間給を安定的に稼ぐことができてきた場合、本業と時間給で比較してみましょう。
本業よりも副業のほうが大幅に時間給が高いといった場合は、独立を考えても良い時期かもしれません。
ただし、会社員というのは、働く上での経理や税務、社会保険手続きなどの面倒事をすべて会社が行ってくれています。
しかし、個人事業主になるとそれらをすべて自分でやらなければならなくなります。
そのため、本業より少し時間給が多い程度だと独立してから苦労するかもしれません。
まとめ|あなたの「時間の価値」を計算しよう
給料明細だけでは見えないあなたの本当の時間の価値といったものを計算してみましょう。
1時間あたりの時間給がいくらかが見えてこれば、あらゆる場面で数字として合理的な判断ができることが多くなります。
ぜひこのツールを使って、あなたの時間単価を計算してみてくださいね。