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畳数・帖数計算ツール|部屋の広さ&畳の必要枚数算出

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畳数・帖数計算ツール

【使い方】部屋の広さの入力方法(平米数か幅・奥行き)を選択して部屋の広さを入力し、畳の種類(サイズ)を選択してください。部屋の広さや必要な畳数を算出します。詳しい使い方はページ下部コンテンツをご覧ください。
※入力内容は利便性のためにご利用端末に保存されます。入力内容の保存機能について

▼計算式

【部屋の面積】 = 部屋の長辺 (m) × 部屋の短辺 (m)|または「広さ(㎡)を入力」の場合は、入力された値そのままで計算。
【畳1枚の面積】 =
 ・不動産(JIS規格): 1.62 m²|・京間: 1.824 m²|・中京間: 1.656 m²|・江戸間: 1.548 m²|・団地間: 1.445 m²|・カスタムサイズ: 畳の横幅 (m) × 畳の縦幅 (m)
【必要な畳数】 = 部屋の面積 (m²) ÷ 畳1枚の面積 (m²)
【不動産JIS規格換算の畳数】 = 部屋の面積 (m²) ÷ 1.62

畳数・帖数計算ツールとは

畳数・帖数計算ツールとは、部屋の広さを表す「帖数」と、部屋の広さに対して何枚の畳が必要か?という「畳数」を計算するツールです。

「1部屋◯帖」みたいな部屋の広さを表す帖数計算と、実際に畳を敷く時に必要な畳数を計算するツールです

畳とは?畳・帖数の意味とは?

和室

畳とは、日本の和室に使われる伝統的な床材です。近年ではコストやメンテナンスの面から新しい住宅では見かけることが少なくなってきましたが、その質感や肌触りは世界的にも評価が高く、未だに広く親しまれて使われている床材です。

もし家を建てることがあれば畳の和室を作りたい!

畳と帖の違いは?

一般的に部屋の広さを表す単位で「帖・畳(じょう)」という字を用いますよね。どちらも読み方は「じょう」です。これは元々日本では畳の枚数によって部屋の広さを表していたためです。そのため現在でも部屋に畳を敷いていなくても「一部屋◯帖」「6畳の部屋」などと表されますよね。

ただ、「畳」という字は、そのまま「畳(たたみ)」のことを意味する漢字であるため、言葉の意味としては和室のイメージになってしまいます。

和室の広さを表す時はそのまま「畳(たたみ)」という字を使いますが、フローリングの部屋などの広さを表す言葉としては「帖(じょう)」という漢字が使いやすいため、主に不動産などでは「帖」という漢字が使われます。

(参考:畳 (単位) – Wikipedia

1帖は1.62㎡と不動産規格で決まっている

実際の畳の1畳と、不動産の1帖は大きさが違うよ

後述しますが、畳(たたみ)と言っても地域によってサイズが異なります。
しかし、不動産会社から「この部屋は8畳くらいです」などと説明されたりしますよね。

これは不動産の公正競争規約では「1帖=1.62㎡」と決められているからです。そのため不動産会社の説明で使われる「帖」というのは、実際の畳のサイズに近いけど、畳のサイズのままでは無いという規格になります。

6帖は9.72平米だけど、不動産業界では10㎡とされる

単純に6帖というと「1.62×6=9.72㎡」という計算になりますが、不動産業界では「10㎡は約6帖(畳)」「6畳は約10㎡」とされます。

畳(じょう)というとやはり畳のサイズをイメージされる方が多いですが、畳のサイズは全国で異なりますし、「6畳は約10㎡」としたほうが計算も説明もしやすいからですね。

各地域の畳のサイズと違い

畳とこたつ

畳と言っても地域ごとにサイズが異なります。全国的に最も標準的なものといえば「江戸間」ですが、他にも京間、中京間、団地間(公団間)というものがあり、地域ごとにサイズが異なります。それでは簡単に見ていきましょう。

地域によってさらに少しサイズが違ったりする場合があります

江戸間(1畳=約1.548㎡)

主に関東地方を中心として、全国的に畳の基準として用いられることが多いのがこの江戸間です。

江戸間のサイズ

縦:1760mm × 横:880mm(878mm)
1畳=約1.548㎡

京間(1畳=約1.824㎡)

主に関西地方や四国、九州で使われることが多いサイズです。畳のサイズとしては一番大きいサイズとなります。ツールのプレビューイメージで比較してみると分かりやすいですが、江戸間とは思った以上にサイズが違います。

京間のサイズ

縦:1910mm × 横:955mm
1畳=約1.824㎡

中京間(1畳=約1.656㎡)

主に中京圏(愛知・岐阜・三重・静岡西部)に広まった畳です。京間よりは小さく、江戸間よりは大きいサイズです。

中京間のサイズ

縦:1820mm × 横:910mm
1畳=約1.656㎡

団地間(1畳=約1.445㎡)

主に団地などの集合住宅で使われるようになった畳のサイズです。公団住宅などでも使われるサイズであるため公団間とも呼ばれることがあります。江戸間よりも小さいサイズの畳です。

団地間のサイズ

縦:1700mm × 横:850mm
1畳=約1.445㎡

帖数(部屋の広さ)の計算方法

部屋の広さを表す「帖数」について計算してみましょう!

帖数(不動産表記)の場合の計算方法は簡単で、部屋の平米を規格である1帖(1.62㎡)で割ります。

部屋の面積(㎡) ÷ 1.62(㎡)

例えば、部屋の広さが4m×3mであった場合、平米は12㎡なので、12÷1.62=7.4074..となるため、広さとしての帖数は7.4帖となります。
計算上はこのようになりますが、不動産では7.4帖という表記はあまりしないため、約8帖とされる場合が多いです。

主に6帖(9.72㎡)8帖(12.96㎡)10帖(16.20㎡)12帖(19.44㎡)18帖(29.16㎡)20帖(32.40㎡)に近いものが用いられます。

畳数(たたみかず・畳の枚数)の計算方法

実際に畳を敷く場合の畳の必要枚数を計算してみましょう!

次に実際に畳を敷く時の計算方法についてみていきましょう。計算式は以下のとおりです。

部屋の面積(㎡) ÷ 畳1枚の面積(㎡)

前述したとおり、畳はそれぞれの種類によってサイズが異なります。そのためそれぞれの畳のサイズで計算を行います。

例えば12㎡の部屋で畳が江戸間(1.548㎡)であった場合、12÷1.548=7.751…となり、必要な畳の枚数は約7.8枚という計算になります。

畳数・帖数計算ツールの使い方

簡単にですが、本ツールの使い方について解説します。

まずは部屋の広さの入力方法を選んでください。

平米が分かっている場合は、「広さ(㎡・平米)」を選択して入力するのが簡単です。部屋の広さ(不動産規格の帖数)を計算するのみでしたらこれだけで計算が終わっているので、計算結果部分を確認してください。

畳の配置イメージを確認したい場合は、部屋の幅・奥行き(長辺・短辺)を入力してみてください。

畳数を計算する

必要な畳数を計算する場合はここからさらに畳の種類を選択してください。

最近は独自の畳サイズや、畳のような床材も増えているため、その場合はカスタムサイズから畳1枚のサイズを入力してください。

プレビューでイメージを確認する

あくまでイメージですが、畳の配置イメージをプレビューで確認することができます。

畳の敷き方については、主に「祝儀敷き」という敷き方と、「不祝儀敷き」という敷き方があり、それを再現しています。ただ実際の並べ方は部屋のサイズによって異なりますし、祝儀敷きは「合目が十字になってはいけない」というルールがあり、これをツールで再現するのが難しかったため、あくまでイメージで「祝儀敷き風」としています。

まとめ

「畳数・帖数計算ツール」は、部屋の広さを表す「帖数・畳数」と、部屋の広さに対して必要な畳の数を算出するツールです。実際に畳を敷かなくてもなんとなく部屋の広さをイメージしやすいツールとなっています。

ぜひあなたの部屋の広さの計算や、畳を敷く時の計算に役立ててみてくださいね。

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