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安全なパスワードの作り方とは?
デジタル時代の現代において、パスワードは必須なものになっています。
パスワードは個人情報を守るために欠かせません。
複雑で長ければ長いほど強固
パスワードは数字だけのものよりも、当然英数字や記号を組み合わせるほうが予測が難しいものになります。
英数字のみの短いパスワードはサイバー攻撃などで簡単に突破されてしまうこともあります。
そのため、なるべく長く記号も含めることが望ましいです。
(利用しているサービスによっては記号などは使えない場合もあります。)
強力なパスワードの基準
強力なパスワードの基準としては以下のようなものがあります。
- 長さ
できれば12文字以上あるのが望ましいとされます。 - 複雑性
大文字と小文字を織り交ぜ、さらに数字や記号を組み合わせることで複雑になります。 - 予測不可能性
誕生日の日付や、名前などの組み合わせは突破されやすいです。
例えば「ito1012」などのパスワードは虚弱性がとても高いと言えます。
パスワードは覚えておく必要がある?
パスワードはなるべく複雑で長いものにしたいですが、実際にはパスワードを強固なものにすればするほど覚えておくことも難しいですよね?
使用しているデバイスやサービスによっては、顔認証やパスキーが利用できたり、2段階認証でセキュリティを強化できたりするため、そこまで長いパスワードが必要では無いこともありますし、パスワード管理ツールやブラウザでのパスワード保存機能などを使えば、そもそもパスワードを覚えておく必要も無いかもしれません。
しかし、それでも覚えておく必要があるパスワードがあるのも事実です。
例えばパスワード管理ツールでも、マスターパスワードについては必ずどこかに記録しておく必要がありますし、ブラウザについてもアカウントにログインするパスワードはある程度覚えておいたほうが良いでしょう。
パスワードは語呂(フレーズ)で作るのがおすすめ
覚えやすく、かつ強固なパスワードを作成するには、好きなフレーズや単語を元に語呂でパスワードを作成するという方法がおすすめです。
当ツールは好きなフレーズからパスワードを作成できるツールになります。
ひらがな・カタカナでパスワードにしたいテキストを入力すると、そのテキストに沿った語呂でパスワードが生成されます。
例「やきにく」→「8KIni9」
大文字小文字と数字、記号を織り交ぜるため強固なパスワードとなります。
語呂で作成するので、すべてがランダムな羅列のパスワードよりも圧倒的に覚えておきやすいという特徴があります。
フレーズも有名なものだと危険
語呂で作成するパスワードですが、あまりにも有名なフレーズなどを使うと予測性が高くなり危険性が高くなります。
例:「ドラゴンボール」→「DOR@g0NBO-rU」
一見強そうなパスワードに見えますが、有名なフレーズを変換したパスワードというのは予測されやすいのであまりおすすめしません。少しだけ工夫してみると良いかもしれません。
自分だけしか知らないフレーズにしよう
パスワードに変換するフレーズ・テキストは、自分だけがわかる独自のものにしましょう。
好きな曲の歌詞の一節とか、好きな名言、好きなキャラクターの発言、母親の旧姓でのフルネームなど、他者には予測困難なフレーズを用いてパスワードを作成すると良いでしょう。
定期的な更新
パスワードに完璧は無いと言えます。やはり定期的にパスワードを更新するというのが大切でもあります。
語呂でパスワードを作れば、複数の複雑なパスワードを記憶しておくことができるため、それらパスワードをローテーションさせるように使うというのが簡単な方法です。
まずは覚えやすくかつ強固な、あなただけのパスワードを作成してみましょう。
参考:How to Remember a Strong, Unique Password _ Kaspersky official blog