灯油代・ヒーター電気代計算ツール
【使い方】1リットルあたりの灯油代、暖房器具の1時間あたりの燃料消費量、使用時間と日数を入力してください。自動で灯油代が算出されます。暖房器具の電気代を計算する場合は器具の一時間あたりの電気代をご入力ください。
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灯油代を計算してみよう
冬の暖房器具と言えばエアコンのほかにも、灯油を使うストーブ・ファンヒーターがあります。
お住まいの地域や住宅によっては、灯油を使う暖房器具が欠かせないというご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな灯油代の出費について計算してみましょう。
灯油代の計算式
灯油代は以下の計算式で算出することができます。
灯油代=(灯油1Lあたりの価格 × 燃料消費量 × 使用時間 × 使用日数)
たとえば、1Lあたり110円で、燃料消費量が0.18L/hで、使用時間が8時間、使用日数が30日だとすると以下のようになります。
灯油代=110円 × 0.18L/h × 8h × 30日 = 4,752円
灯油代と電気暖房器具のどっちが安い?冬場の暖房費用の比較
一概に比較はできませんが、冬の暖房費用を考えるには、使用する暖房器具を考える必要があります。
石油ストーブや石油ファンヒーターの他にも、灯油を必要としない電気ファンヒーターやエアコンなどの暖房器具もあります。
これらは使用シーンで最適な暖房器具が変わります。
石油ファンヒーターは、スリムな形状でパワフルな暖房効果があるので狭い部屋や特定のスポットを暖めるのに向いています。石油ストーブはストーブの周りの広範囲を温められ電気を必要としないためさまざまな場所で使うことができます。
電気ファンヒーターは、灯油を使うものよりも暖房効果は落ちますが、安全性や携帯性が高く、足元やトイレなどで役立ちます。
エアコンは確実な暖房方法ですが、室内に限られるというのと、設置や本体購入の初期費用が他の暖房器具よりも高くなりがちです。
灯油代とエアコン代どっちが安い?計算してみよう
灯油を使うストーブ・ファンヒーターか、エアコンか、どちらのほうが安くすむのか考えたことがある人も多いのではないでしょうか?
そんな時は、当ページでの灯油代計算と、以下ページのエアコン電気代計算ツールを使用してみましょう。
エアコンを使う場合は、外気温との寒暖差が重要となってくるため、地域差が大きいかもしれません。
寒冷地の場合はエアコンの電気代が高くなりがちです。
灯油代は全国でそこまで大きな差はありませんが、石油ストーブなどは調整が手動であることが多く、稼働状態が長いとエアコンの電気代よりも灯油代のほうが金額が高くなりがちです。
地域別の灯油代の推移
灯油の価格というのは地域や季節によって変わります。
特に北海道や東北などの寒冷地では、灯油の需要がとても高いため価格が安定しやすいですが、北海道などでは物流の影響を受けるため価格が変動しやすい傾向にもあります。
お住まいの地域の灯油代がどれくらいなのかは以下サイトで確認ができます。
一人暮らしの灯油代費用
一人暮らしの場合だと、暖房器具の選択がとても重要になりますよね。
在宅時間が短い場合は、灯油ファンヒーターなどが便利ですが、灯油の買い出しなどの手間が発生します。
たとえば睡眠時間を除いて、毎日6時間ほど灯油ファンヒーターを使うと仮定した場合の1ヶ月の灯油代は以下となります。
1ヶ月の灯油代:3,564円(灯油価格110円、燃料消費量0.18L/hで計算)
18Lの灯油缶の場合、月に1〜2回は灯油を買いにいく必要がありますね。
あくまで単純計算なため、ファンヒーターの性能やお住いの地域、部屋の断熱性なども影響してきます。
賃貸であればエアコンが部屋に付いていることも多いため初期費用がかかりません。そのため在宅時間が長い方であれば、長期的に見ればエアコンのほうが経済的な場合も多いです。
石油ストーブと石油ファンヒーターの違い
灯油を消費する暖房器具と言っても、主には石油ストーブと石油ファンヒーターがあります。
簡単にそれぞれの違いやメリット・デメリットをみていきましょう。
石油ストーブのメリット・デメリット
石油ストーブは、灯油を燃焼させて直接熱を生み出す暖房器具です。以下のようなメリット・デメリットがあります。
石油ストーブのメリット
- 輻射式の遠赤外線効果でストーブの回り全体が暖かくなる
- 広い部屋でも暖められる
- 電力を必要としないため持ち運びも容易で屋外でも使える
石油ストーブのデメリット
- 火力調整ができない、もしくは手動
- 暖まるまで時間がかかる
- 燃料消費量が固定で調整できないことがほとんど
- 換気をしないと一酸化炭素中毒の危険がある
石油ファンヒーターのメリット・デメリット
石油ファンヒーターのメリット
- 温風式のため狙った場所を暖められる
- すぐ暖気を得ることができる
- 温度調整などさまざまな機能がある
- 燃料消費量が稼働状況により変わる
石油ファンヒーターのデメリット
- 広い部屋には不向き
- ストーブの回り全体を暖めることはできない
- 電力が必要なため使用場所が限られ、電気代がかかる
まとめ
冬の暖房は、暖房器具の選び方や使い方によって大きくコストが変わってきます。
今一度ご自身の使用シーンを考えて最適な暖房器具を選んでみましょう!