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ガソリン代計算ツール

給油

ガソリン代は大きな出費

給油する男性のイラスト

毎日車を利用する方や、長距離を移動することが多い方にとっては、ガソリン代はとても大きな出費の一つです。以下「車の維持費計算ツール」で車の維持費を見てみると、ガソリン代が割と大きな割合を占めていることがわかります。

車の年間維持費を計算

車の年間維持費計算ツール

車の維持費計算ツールは、ガソリン代や自動車税、駐車場代、車検代など1年間で車を維持するのにかかる費用を計算するツールです。

そのため、ガソリン代を計算して把握することで、支出の管理をより正確にすることができます。

ガソリン代の計算方法

ガソリン代を計算する上で必要なのは以下3つの情報です。

ガソリン単価(1リットルあたりの価格)

ガソリンスタンドでガソリンを入れる時の1リットルあたりの価格です。
ガソリンの価格というのは時期、地域やスタンドごとに異なります。
同じ車で同じ距離を走ったとしても、そもそものガソリン単価が違えば、当然ガソリン代も変わります。
今現在のガソリン単価については、ご自身が運転する地域で調べてみましょう。

都道府県別ガソリン価格

走行距離

どれだけ走ったかにより、ガソリンの消費量が変わります。
ただ一概に走行距離だけで正確な計算はできません。坂道などが多ければ当然ガソリンの消費も多くなります。この点については「車の燃費」の箇所に加算して計算してみると良いかもしれません。
走行距離がどのくらいか分からないという場合は、Googleマップの経路検索で調べてみるのがおすすめです。

Googleマップ経路検索

出発地点と到着地点を入力することで、距離が分かります。

車の燃費

車というのは車種によって燃費が異なります。
軽い軽自動車は燃費が良く、重い自動車は燃費が悪いですよね。
他にも運転の仕方や、車のメンテナンス具合、同乗者の人数などでも燃費が変わってきます。
自分の車の燃費がどのくらいか分からないという場合は以下サイトなどで調べてみましょう。

メーカー・車種燃費

ガソリン代を計算する際は、この燃費の部分を調整して計算してみましょう。

ガソリン代の計算式

これらの数値をもとに、以下の計算式を用いてガソリン代を算出します:

ガソリン代 = (走行距離 ÷ 車の燃費) × ガソリン単価

例えば、走行距離が100kmだったとして、車の燃費が10km/L、ガソリン単価が160円/Lの場合、ガソリン代は以下のように計算されます。

100km ÷ 10km/L × 160円 = 1600円

ガソリン代計算ツールの活用方法

給油する人のイラスト

では実際にガソリン代の計算はどのような時に活用できるのかみてみましょう。

通勤や日常の移動コストの把握

毎日の通勤などで車に乗る人はガソリン代を計算しておくと支出の管理や予想に役立ちます。
また、節約を考える上でも、走行ルートを見直したりするきっかけにもなります。

旅行などの長距離ドライブのコスト予想

長距離ドライブなどをする時に気になるのが、車の運転でどのくらいお金がかかるか?ですよね。
高速代であれば事前に知ることができますが、ガソリン代というのは分かりにくいです。

そのため事前にガソリン代を計算して予測を立てておくことで、旅費の総額を把握できるので、安心して旅行などを楽しむことができます。
もし自分の車が燃費が悪いという場合は、他の車をレンタルするなども方法の一つです。

燃費改善や節約のモチベーション向上

ドライバーにとって運転技術の改善による、燃費改善は意識するところだと思います。
燃費と言ってもさまざまな要因があるので一括りにはできませんが、急発進急ブレーキが多いと燃費が悪くなります。
定期的にガソリン代を計算してみることによって、様々な情報を知ることができます。

車購入時のヒントになる

単純にカタログ燃費◯km/Lと見ていても、実際に考えるべきなのはガソリン代ですよね。
いくら燃費が良くても普段の乗り方だとガソリン代があまりかからないという人もいると思います。そういう方は燃費よりも違うポイントを重視して車を選んでもよいでしょう。逆に計算してみたら思いの外ガソリン代がかかっていたという人は、次に購入する方はより燃費が良い車を選ぶと良いかもしれません。

まとめ


ガソリン代計算ツールは普段の通勤などはもちろん旅行の時の移動や、ビジネスでの経費の算出など、さまざまなシーンで役立ちます。事前にガソリン代を把握することで、無駄な出費を抑え、より効率的な車ライフを送れるでしょう。ぜひ役立ててみてください。