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車を維持するには年間どのくらいかかるの?
車を所有するというのは思った以上にさまざまな項目のお金が必要になってきます。
大まかに必要な費用の項目はツールの入力フィールドの通りですが、実際にはもっと費用がかかっていることが多いです。
ぜひ当計算ツールを使って年間の維持費を算出してみてください。以下はツールの補足と各項目の一部説明です。
駐車場代
駐車場代については住んでいる地域によって大きく変わってくるのではないでしょうか。
都市部では車を所有するのとセットで有料の駐車場を用意しなければならないことがほとんどで、駐車場代は避けられない大きなコストになります。
仮に月額1万円の駐車場を利用すると、年間で12万円が車のために必要になります。
ガソリン代
どのくらい車に乗るのかによって大きく変わってくるのがガソリン代です。
週末しか車に乗らないという人であれば、あまり金額はかからないかもしれませんが、毎日通勤で車に乗るという人ではガソリン代はかなりの支出額になります。
また、ガソリン代というのは車の燃費や走行状態によっても変わってきます。
実際にどのくらいのガソリン代がかかっている・かかるのかについては、以下ツールでガソリン代を計算してみてください。
例えば、年間一般道で5000km走行したとして、燃費が12km/Lの場合、ガソリンの量は約417リットルになります。ガソリン単価を160円/Lとして計算すると、一般道のガソリン代は66,720円です。また、高速道路を乗るかによっても変わります。もし高速道路を年間500kmほど走行し、燃費を15km/Lとした場合、約33リットルのガソリンを使用し、5,280円の支出になります。これを合わせると年間のガソリン代は約72,000円です。
保険料
任意保険は万が一の事故の時に欠かせません。車によっては車両保険も必要でしょう。
任意保険については、保険会社はもちろん、走行距離、車の種類、運転者の年齢、免許証の色などによって大きく金額が変動します。車の維持費を計算してみて保険料の割合が大きいなと感じたら、複数の保険会社で見積もりをして比較することが重要です。
自動車税
毎年必ずかかってくる避けられない費用が自動車税です。自動車税は車の排気量や種類によって大きく変わってきます。車を購入する時は事前にどのくらいの自動車税がかかってくるのかを考えておくのが重要です。
もしこの自動車税が維持費の中でネックと感じている場合は、乗っている車の排気量が大きすぎる可能性があります
車検費用
車検は毎年必要ではありませんが、車の状態により定期的に必要な検査になります。
新車であれば最初は3年ですが、それ以降は2年ごとに必要になります。
そのため、年間維持費の算出では車検の費用を車検の有効期間で割って計算します。
その他のメンテナンス費用
車に乗っていると予期しない時に大きな費用が必要になることがあります。
また、車検とは別で定期的に自分でメンテナンスをする必要もあります。
降雪地域であれば夏冬のタイヤ交換は必須であり、オイル交換やバッテリー交換なども必要となることもあります。これら定期的なメンテナンスを行うことも予想して年間維持費を算出するようにしましょう。
まとめ
車を所有するのに必要なお金というのは、単純に車の購入費だけではありません。
税金も含めて年間に数十万と大きなお金が必要となってきます。
節約を考える場合は、燃費の良い車を選ぶ、駐車場代が安い場所を探す、メンテナンスをできるだけ自分で行うなど、工夫をする必要があるでしょう。ぜひ当ツールで車の維持費を計算し、無理のないカーライフを楽しんでください。