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車は買う?カーリース・カーシェア・レンタカーおすすめ診断ツール

※本ページはPRを含みます
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車購入・カーリース・カーシェア・レンタカーおすすめ診断ツール

【使い方】「車の利用頻度」、「利用期間」、「駐車場の有無」「走行距離」を入力して「診断する」を押してください。車購入・カーリース・カーシェア・レンタカーのどれがおすすめかを診断します。詳しい説明や使い方はこちらをご覧ください。

「車はいらない?」「車は必要だけど買う必要あるのかな⋯?」そんな悩みを持つ方も多いですよね。
本ページでは「車を買うべき(所有すべき)か、買わないべき(所有しないべき)」、「車購入とカーリースは?」「カーシェア、レンタカーで充分?」といった疑問について診断ツールを通して最適な方法を考えていきたいと思います。

車はいらない?車の必要性を考えてみよう

車

おそらく本ページを見ている方は「車って所有する必要あるのかな?」と迷われている方かと思います。車については住んでいる地域によっては生活必需品のようなもので、地方であれば1人1台は必要なことがほとんどです。私自身田舎出身で、田舎だとコンビニ行くのにさえ徒歩数十分は歩かなければならなかったりするので、車はあらゆる場面で必要でした。

しかし私は現在は田舎には住んでおらず、車は所有していますが、乗らなくても生活にはそこまで困らないような環境ではあります。

政令指定都市レベルなら車が無くても困らない場合も

都内はもちろんですが、政令指定都市レベルであれば交通インフラが整っているため、居住地によりますが車が必須ではなくなることもあるのではないでしょうか?
もちろんあったほうが便利というのは当然ですが、「1人1台必要なのか?」というのは少し考える余地があると思います。これから車のコストについて話していきますが、車のコストというのは本当に大きいです。

車の所有は生涯で約4,000万かかる⋯

車の諸費用

車はただ購入価格が高いというだけではなく、所有しているだけで多くのお金がかかります。

車の維持費目安は1年間で約50万円ほど

(参考:車にかかる費用は生涯で約4000万円! [税金] All About

ざっくりとした車の維持費ですが、

普通車として考えて、ガソリン代は年間走行距離が約15,000キロ・1リットル150円・燃費は12キロで計算すると年に18万円以上、車検・整備点検費用は年単位で約10万円、自動車税や保険代が年8万円ほど、高速道路通行料金が3万円ほど、駐車場代が月1万円として年12万円で合計すると一年間で約51万円となります。

軽自動車の場合や、地方で駐車場代がかからなかったり、走行距離が短ければもっと安いと思いますが、他にも外出先の駐車場代や、事故時の修理・修繕、アクセサリー費なども考えるとおおよそ1年間で50万円ほどかかるというのが平均的な目安でもあります。詳細な計算は以下ツールで計算してみましょう。

車の維持費を計算してみよう

車の維持費シミュレーション計算ツール

車の維持費計算ツールは、ガソリン代や自動車税、駐車場代、車検代など1年間で車を維持するのにかかる費用を計算するツールです。

この場合、たとえば20〜70歳までの50年で車を所有すると、車の維持費は単純計算で50万円/年×50年で2,500万円といった計算になります。

月々約6万6,000円ほど車にお金をかけている

車の維持費にプラスして車体購入代金を考えます。

たとえば新車購入価格が250万円とし、7年ごとに買い替える場合、下取りが40万円として(1年で15,000キロ走っていれば7年で10万キロ以上なので40万もいかないかもしれませんが⋯)210万円×7=1,470万円となります。

この車体価格と維持費を足すと50年間で車にかかる費用は4,000万円という計算になります。昨今はどんどん車の価格も高くなっているので、もしかしたらもっとかかるかもしれません。

日本人の生涯賃金は2億少しと言われているので、一生でいかに車にお金をかけているかがわかりますね。

この4,000万円を50年の月々で計算すると、「4,000万円÷600ヶ月=約6.6万円/月」となります。

これはあくまで平均的な計算なため、もっと安いという人もいるかと思いますが、軽自動車やコンパクトカーであっても、車体購入代金と維持費を合わせると月に3万円程度はかかっている人がほとんどだと思います。

月に数万もかかるなら車の所有以外の選択肢も見えてくる

車は乗る乗らないに限らず所有しているだけでお金がかかります。
軽自動車であっても月に3万円はお金がかかるというのであれば、所有する以外の選択肢も見えてくるのではないでしょうか?
たとえば「月3万のタクシー代」と考えると高いように思いますが、人によってはタクシーで良いかも、となるかもしれません。車を自分で運転するとなると事故のリスクなども考えなければなりません。

このように考えると、普段の移動は自転車やバス・電車などの公共交通機関を利用し、レジャーや大きな買い物の時はレンタカーやカーシェアを利用するとかなりコスト削減できる可能性があります。

それでは具体的に車購入か、カーリース、カーシェア、レンタカーか、どれを選べば良いのか?違いはなにか?といった点についてみていきましょう。

車は利用頻度と期間で選び方が変わる!

車と女性

車については利用方法によって最適な選択肢が変わってきます。
大まかな選び方としては、「毎日の通勤や買い物で車を頻繁に使う・長く乗りたいといった場合は⇛車の購入・カーリース」、「週末のみや、月に数回程度の利用で良いなら⇛カーシェアやレンタカー」となります。

他にも走行距離や乗りたい車、駐車場の有無などもポイントとなってきますので詳しくみていきましょう。

カーリースがおすすめな場合

車を運転する女性

カーリースは、車を所有する感覚を持ちながら、購入時の高額な初期費用を避けたい人向けのサービスです。

レンタカーのような「わ」ナンバーでは無く、あくまで自分の車のような感覚で車を利用することができます。

車購入と比較してどっちがお得か?と言うと走行距離や利用期間によります。
短期利用(3年以内)であればカーリース、長期利用(5年以上)であれば購入したほうが良い場合が多いです。

カーリースのメリットとデメリット

カーリースのメリットとデメリットには以下のようなものがあります。

  • 初期費用が抑えられる
  • 車検・税金・保険込みのプランの場合、毎月一定額の支払いでコスト管理がしやすい
  • 新しい車に乗れる

カーリースの大きなメリットとしては、初期費用を抑えて乗りたい新車に乗れるという点と、費用が車検やメンテナンス・税金含めた毎月一定額であるため、突発的な費用などが少なく予算管理が容易に済むという点です。

車を購入するとなると、車検やメンテナンスなども自分で行わなければならず、費用が毎月大きく変動することもあります。そのためコスト管理が難しいですが、カーリースの場合は一定額であったりするため、管理が楽になることが多いです。

次にカーリースのデメリットについて見ていきましょう。

  • 車は所有物でないため売却も改造もできない
  • 契約終了時に返却が必要(購入できる場合も)
  • 走行距離制限がある
  • 契約期間・中途解約などの制約がある
  • 1年未満などの短期利用は基本不可(サービスによる)

当然ですがリースなので、車は借りているといった状態です。残クレと同様にローン会社や販売店名義となりますが、将来的に車を買取るかどうかが異なります。

カーリースのデメリットとしては、契約期間や走行距離の制約があるという点です。自分名義の車購入であればどれだけ乗るかも、いつ車を手放すかもすべて自由ですが、カーリースとなると、利用期間や走行距離に制約があります。

カーリースはこんな人におすすめ!
  • 初期費用を抑えて新車に乗りたい
  • 転勤などで将来的に車を手放す予定がある
  • 車検・税金・メンテナンスの手間を減らしたい
  • 短期間で新しい車に乗り換えたい
  • 毎月の支出を一定に保ちたい
  • 走行距離が少なめ
  • 車の改造やカスタムに興味がない

カーシェアがおすすめな場合

カーシェア専用駐車場

カーシェアは、駐車場がない都市部などに住んでいる方達が車をシェアして利用するサービスです。
週に数回以下の利用や短時間の利用が主な方におすすめのサービスです。

都市部で車を所有する場合は、多くが高額な駐車場代が必要となります。
そういった面からカーシェアなら経済的負担を大幅に減らすことができます。利用時間ごとに料金を支払うため、使用頻度が少ないほど経済的メリットが大きくなります。

ポイントとしては専用のカーステーションが近くにある必要があるというのと、長時間・長距離だと割高だという点です。一方短距離・短時間の利用であれば便利なサービスです。

カーシェアのメリットとデメリット

カーシェアのメリットとデメリットには以下のようなものがあります。(※各社サービス内容が異なります。)

  • 維持費や駐車場代が不要
  • ガソリン代、保険料、メンテナンス費用もサービス内に含まれる
  • 利用した分だけの料金支払い
  • 車が空いていれば24時間いつでも利用可能

カーシェアは使いたい時に気軽に車を利用できるサービスです。

車の維持費や駐車場代が必要ないため、都市部に住んでいる方で車を所有できない方におすすめです。
他の利用者の状況を気にする必要がありますが、車が空いていれば24時間いつでも利用できるというのが大きなメリットです。レンタカーの場合は店舗での受付が必要となるため、カーシェアほど気軽には利用ができません。

一方、カーシェアのデメリットには以下のようなものがあります。

  • ステーションが近くにある必要がある
  • 予約が必要
  • 他の利用者によっては車が利用できないことがある
  • 長時間・長距離の利用では割高になる場合がある
  • 乗れる車種は限定される

まず第一前提としてステーションが近くにある必要があります。
そこまで近くにある必要はないかもしれませんが、そもそもステーションに行くまでに時間がかかるとなると不便です。レンタカーであれば地方でもレンタカー会社が多数存在していますが、そもそもカーシェアは車の所有が難しい地域向けのサービスであるため、地方ではステーション自体が存在しません。

それと、他の方が車を利用している場合はそもそも車を利用することができません。これはレンタカーでも同じですが、混雑時は早いもの勝ちです。

基本的にはステーションにある車種のみとなるため、レンタカーほど車種を柔軟に選ぶことはできません。

また、長時間・長距離の利用は割高となるため、長時間・長距離移動の場合はレンタカーのほうが良かったりします。

カーシェアはこんな人におすすめ!
  • 短時間の車の利用がメイン
  • 駐車場が用意できない
  • ステーションが近くにある
  • 車種にこだわりは無い
  • 気軽に手軽に車に乗りたい
  • 車検・税金・保険・メンテナンスなど気にしたくない

レンタカーがおすすめな場合

車を運転する女性

レンタカーは、車を日単位や週単位で借りることができるサービスです。マンスリープランなどの長期プランもあります。一度は利用したことがあるという人も多いのではないでしょうか。
カーシェアとは異なり、長距離や長時間の車の利用に向いています。

レンタカーのメリットとデメリット

レンタカーのメリットとデメリットには以下のようなものがあります。(※会社によりサービス内容が異なります)

  • 日単位や複数日にわたる長期利用でコストパフォーマンスが良い
  • 地方にもレンタカー会社・店舗があることが多く利用しやすい
  • 車種が豊富で用途に応じて車を選べる
  • 車検代・税金・駐車場代、保険代などが不要

カーシェアと似ているような気もするかもしれませんが、よりしっかりと乗りたい人向けのサービスです。
カーシェアのような手軽さはありませんが、長距離・長時間の利用に向いています。

レンタカーのデメリットには以下のようなものがあります。

  • 店舗での手続きが必要
  • 短時間の利用だと割高
  • ガソリン代は自己負担で返却前に満タン給油が必要

レンタカーのデメリットとしては、店舗での手続きが必要という点です。
そのため車に乗れるまでに時間がかかり、カーシェアのような気軽さはありません。
事前に車種の予約をしていないと時期によっては乗りたい車の予約が埋まってしまっている場合もあります。

レンタカーはこんな人におすすめ!
  • 長距離・長時間ドライブをしたい
  • 宿泊や旅行など2日以上の利用がある
  • キャンプや引っ越しなどたくさんの荷物を運ぶ場合
  • トラックやバンなど特殊な車を利用したい
  • 時間制限を気にせず乗りたい

車を買うなら中古車・リセールが良い車を買おう

中古車

車はコストがかかると言っても、多くの人は車が必需品ですよね。
経済的にある程度自由がある方であれば乗りたい車を自由に選んでもいいですが、その場合も一度車の維持費を考えてみるのをおすすめします。

車の維持費を計算してみよう

車の維持費シミュレーション計算ツール

車の維持費計算ツールは、ガソリン代や自動車税、駐車場代、車検代など1年間で車を維持するのにかかる費用を計算するツールです。

たとえば軽自動車と外車SUVだと排気量が大きく異なるので税金も大きく変わってきます。
人によっては「軽自動車には乗らない」と決めている人も多いかもしれませんが、生涯的なコストで考えると軽自動車と普通車ではかなりの金額差があります。

たとえば自動車税だけで計算してみましょう。
軽自動車の税金が年間10,800円だとして、普通車が年間39,500円だとします。
50年間で比較すると、軽自動車が約54万、普通車が約198万です。自動車税だけで150万円の差があります。
他にも重量税や保険料も普通車のほうが高く、当然ですが車両本体価格も高いため、生涯的にはかなりの差が生じます。
その金額を、投資や住宅、家族、旅行などに充てることができれば、車代を節約するだけでより生活を豊かにできるかもしれません。

新車は値下がり(初期減価)がとても大きい

新車というのは、購入直後から中古車扱いとなるため、この時点で1割ほどは価値が落ちます。
3年も経てば4〜5割ほど値下がりし、5年後は6〜7割ほど値が下がります。

となると、必然的に中古車のほうがお得だと言わざるを得ません。ピカピカの新車を買うというのは、経済的に自由な人ではない限りあまりお得な買い物だとは言えないかもしれません。

リセールバリューが良い車を買おう

車に限りませんが、物を買う時はリセールバリューを考えるのが大切です。
不人気車だといざ手放す時にまったく値が付かないこともあります。逆に人気がある車だと値段が落ちにくいです。
値が落ちにくい車というのは、やはり高級車や金額が高い車が多かったりしますが、他にもあるのでそういった車を選んで乗ってみると良いかもしれませんね。

まとめ

車購入、カーリース、カーシェア、レンタカーそれぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルにあった車を選ぶのが賢い選択です。ぜひ診断ツールを使って、自分にあった車の利用方法について今一度考えてみていただけたら幸いです。

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