消費税額計算ツール
【使い方】計算したい金額・税率を入力し、税込み・税抜き、端数処理を設定して「計算する」を押してください。
消費税の計算とは?
消費税は最も身近な税金で、もっとも基本的なものですよね
消費税については、標準税率10%と軽減税率8%の2種類があります。
軽減税率の場合は食品や新聞などに適用されますが、お酒や医薬品などは含まれず標準税率が適用されます。
これから消費税の計算方法や、消費税計算を楽にする方法について解説していきます。
目次
消費税計算を楽にするには?
消費税計算を見ていく前に、消費税計算を楽にする方法についてみていきましょう。
消費税の計算については「自動計算」一択かなと思います。
たまにだけ消費税を計算するというのであれば、本ツールや電卓で良いと思いますが、もし日常の業務的に消費税を計算する必要がある場合は、やはりクラウド会計などを利用するのが一番ミスが無くて確実な方法です。
私もずっとこれらのクラウド会計を利用していますが、消費税計算はもちろん、あらゆる税金を分かりやすく自動計算してくれるのでおすすめです。
確定申告はもちろん、さまざまな申告書も作成することができます。
正直、確定申告などを自分で調べてやろうとするより、様々な計算や勘定科目の仕訳を自動化してくれるクラウド会計を利用するほうが時間もストレスも大幅に削減できます。
→ はじめてでも安心のサポート体制 マネーフォワード クラウド確定申告
フリーランスなどの個人や中小企業だとfreeeがおすすめで、マネーフォワードは人数が多い企業向けと紹介されることが多いですが、とりあえず試してみる、といった使い方もできるので使いやすいほうを選べば良いと思います。
税理士や会計士と連携する、といった人は担当の税理士さんや会計士さんがどのクラウド会計を得意としているのか聞いてみるのがおすすめです。
税込み価格と税抜き価格の計算方法
消費税の計算については税込金額を求める場合と税抜金額を求める場合があります。
税抜き価格から税込み価格を計算する方法
税込み価格の計算方法としては、税抜き価格に消費税率を掛けることで計算できます。
税抜き価格 × 1.1(10%の場合)|税抜き価格 × 1.08(8%の場合)
例えば、税抜き価格が3,000円の商品に対して、消費税率10%の場合は、3,000円 × 1.1 = 3,300円となります。 (参考:Unchi-co)。
税込み価格から税抜き価格を計算する方法
税込み価格から税抜き価格を計算する方法としては、税込み価格を消費税率で割ることで計算できます。
税込み価格 ÷ 1.1(10%の場合)|税込み価格 ÷ 1.08(8%の場合)
例えば、税込み価格が2,200円の商品に対して、消費税率10%の場合は、2,200円 ÷ 1.1 = 2,000円となります。
端数処理について
消費税を計算するとき端数が生じることってありますよね。この場合端数はどうすれば良いのでしょうか?
端数処理はどうすればいいの?って思いますよね…
消費税計算で端数が出た場合の処理方法というのは、事業者の判断に委ねられています。
多くは簡単な「切り捨て」とされますが、「四捨五入」や「切り上げ」とすることも許容されています。(参考:National Tax Agency)。
インボイス制度の影響
消費税のニュースといえば、2023年10月から開始されたインボイス制度により、消費税の計算と請求書の管理が変更されたことが大きいニュースでもあります。
適格請求書(インボイス)を発行することで、仕入税額控除を受けることができます。この制度により、免税事業者も適格請求書発行事業者として登録する必要もあります (参考:TOKIUM(トキウム))。
消費税の問題
消費税と言えば、買い物などの消費行為をした時にプラスされる金額といった認識がありますよね。日本では消費税と言われますが、海外では付加価値税と言われたりします。
日本の消費税は海外と比較すると安いほうではあります。しかし日本では標準税率と軽減税率の2種類しかありませんが、ヨーロッパなどの多くの国ではいくつもの軽減税率が存在し、生活必需品などは税負担が少なくなります。場合によっては0%になることもあります。こうすることにより低所得者の負担を軽減することができますが、日本にはありません。
消費税は所得に関係なく同じ税率が課せられる
基本的に税金というものは所得や利得に対して課せられるものですが、消費税は違います。高所得者でも低所得者でも買い物をする時に払う税額は同じです。そのため逆進性の問題があると言われています。
す (参考:気になるお金のアレコレ〜老後の資産形成・相続に向けて〜三菱UFJ信託銀行) (参考:ファイナンシャルフィールド)。
フリーランス・個人事業主の方はツールを使って見積もりや税金の計算を楽にしよう!
消費税はまだ簡単な計算ですが、難しいのは他の会計業務…ですよね。
当サイトでは以下のようなツールを提供しています。
仕事のコストなどを見積もり・算出する場合は、工数計算や人日計算ツールがおすすめです。
フリーランスなど個人事業主の方であれば「工数計算ツール」を使ってコストを算出し、それに対しての消費税額を計算してみましょう。インボイスの影響もあり年商1000万以内でも税金を払うという事業者も多いため、見積もり時点で消費税をちゃんと計算しておくことは大切です。
会社やチームなどでコスト見積もりをする場合は、以下「人日計算ツール」を使ってコストを算出し、それに対しての消費税額を計算してみてください。
他にも以下のような給与計算系のツールを提供しています。
ただ、やはりこれらは単発で利用するツールであるため、日常の業務として計算をする必要があるといった場合は以下のようなクラウド会計ソフトを利用するのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
「税抜き」とは消費税を含まない価格で、「税込み」とは消費税を含んだ価格を指します。
税抜き価格に消費税率を掛けることで計算できます。
税抜き価格 × 1.1(10%の場合)|税抜き価格 × 1.08(8%の場合)
税込み価格を消費税率で割ることで計算できます。
税込み価格 ÷ 1.1(10%の場合)|税込み価格 ÷ 1.08(8%の場合)
まとめ
消費税は、日常の買い物から事業の精算まで、幅広い場面で必要となります。
正しい計算方法を理解し、適切に活用することが重要ですね!